2022年8月6日:8月ZOOM例会「平和を考える」 
 
今日は77年前に広島に世界初の人類への原子爆弾が投下された日です。毎年、平和記念式典はテレビ中継で見ています。今年は思いもかけないロシアによるウクライナ侵攻が2月に始まり、未だ続いていることもあり、国連のグレーテス事務総長を始め、世界99ヵ国からの代表の参列があり、コロナ禍でこの2年は縮小されていた式典も3200人の出席の中、行われました。平和宣言では、深刻な核の脅威の増した今、核兵器に対してどのように言われるのかが大きな関心事でした。この平和祈念式典のメッセージを聞いた気持ちのまま、大分友の会の「平和を考える」例会に出席できて本当に良かったです。
 
10時からZOOM形式で例会が始まりました。今日の読書は羽仁もと子著作集「友への手紙」から『戦争と平和と』でした。総リーダー薬師寺さんの感想です。「先日の最寄リーダー会では、今年度、編成替えをした最寄、新しく生まれた最寄とあって、この一学期を振り返って何を大事に過ごしてきたかを各リーダーに話してもらった。最寄編成で新しい顔ぶれになった最寄は、丁寧な交わりをしていきたいと思ったこと、また新しく生まれた最寄は、新入会員も頂き、基本の家計簿の学びを丁寧にしたいと歩んでいること、また、学期ごとに最寄リーダーが立つ10人の最寄のリーダーは、どの位の方が出席されるか心配だったが、皆が協力して毎回多くが出席出来て元気な最寄になりうれしかった、また一人最寄は、自宅から車で35分ほどかかる最寄に出席させてもらって、一緒に最寄会をする時、2〜3人集まるところに我も居るなりとはこういうことなのかと、うれしく思っている、など、聞きあうことが出来た。例会では、かねてより友の会は地道な平和活動と言われていることから、平和を願いながら暮らしてきたことを8月の例会では確認しあいたいと思った。」と、出席者全員が『自分の思う平和とは?自分の思う平和への準備とは?と書いてきたことを読み、聞くことをしました。
 
当番の坂ノ市最寄の皆さんの感想です。岩橋さん「最寄は会員宅を回りながら出来ている。60年前、沖縄の友人がパスポートを持っていた、そこから平和について考えてきたと思う、人は立ち位置によって物事の捉え方は違うように思うが、旧約聖書「コヘレトの言葉」1章9より、かってあったことは、これからもあり かって起こったことは、これからも起こる。の言葉を読み、深く考えるようになった。」安部さんは広島で友の会に入会、友の家に「適量の生活は平和への第一歩」「家庭は簡素に、社会は豊富に」が掲げてあったことを大事に今も思っている。本文からは蒔いた種は必ず刈り取ることになる、を強くおもう」丹生さんは、「2020年8月の平和を考える例会で当番の佐伯最寄の佐藤さんから、出征される時にお父様の遺書のような”由美子へ”と書かれた書を見せて頂いたことから、夫が3才で引き揚げて来た時に、母と分かれてしまった。そうしたら他所のおばさんが、この子は?と高く抱き上げて下さって、母の下に戻ることが出来た、危うく残留孤児になっていたかもしれない、との話を聞かされたことを話して下さる。友の会の中で、皆と共に、平和への準備をしている生活を続けたい」大塚さんは「戦後、二度と戦争をおこなわないために、国際連盟が出来た。そして平和を当たり前として暮らしてきた。羽仁先生の本文から平和を生み出していくために、日々平和の用意をしていくこと、そしてもしも不穏な動きがあったら方向の修正のために声をあげていかなくてはいけない。そして導きの手が差し伸べられるように、励まなくては、平和は当たり前では無いことを知っておきたい。」財津さんは、「今年は戦後77年です。私は76才です。その間、日本は他国へ攻め入ることはしてこなかった。それは先輩たちの努力だと思う。人権、自由の縛られる戦争は二度とおこしてはいけない。ウクライナで日々起こることを見る、その残酷さに耐えられない、家計簿をつけて、6か月平均を出し副食物費、光熱費、など一つずつ思いめぐらす。こんな細やかなことが平和に繋がるのかとも思うが日々務めたい、平和はなりゆきまかせではやってこない」皆さんの強い思いに、背筋をまっすぐにさせて頂きました。
 
その後は、出席者全員が、「自分の考える平和とは、自分の平和への準備は、と100字程度に書いてきた文章を読みました。
・今までの戦争がどうしておこったか振り返りをしたい。・ヨクミル ヨクキク ヨクスルをもっと励みたい。 ・最寄の亡くなられた会員がしていた「赤トンボの会」のことを今はご主人が受け継いでされている。戦争は絶対に反対なので、大切にしている。  ・平和の一つ、己を清くしたい、住む所も清くしたい。 ・キリスト教で一番大切なことは互いに愛し合いなさい、私は仲良くすることを心がけている。・人の物まで食べない、食べる物を捨てない。 ・友と共に歩むこと、・安心、安全、自由、自分の平和をつくり皆と平和を。 ・自分を大切に、周りの人を大切に、そこから私の平和が始まる。 ・一人ひとりがしあわせであること、与えられたものを精一杯大切に、幸いな一人になりたい。 ・毎日暮らせていることが幸せ、ささやかな願いを増やしたい。・平安この家にあれ、 ・細やかな暮らしを丁寧に、プラスティックの使用を考えるなど大事にしていることをもっと外へ、世界へと広がるものにしていきたい。 ・日々のニュースをヨクミル。・私に出来ることを提案する、 ・戦争に反対と公約している人に投票をする。 ・生ごみコンポストを続ける、・困難な道を選び取る。・家計簿をつけて人の物まで取らない生活をする。 ・ごく普通の生活が出来ること、仲間とともに、生活環境を良い方へ、 ・地の塩でありたい、人の役に立つ人に。 ・大きな犠牲の上に得た平和、大切にしたい
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2022年度8月例会8月6日土曜日 
      10時から12時まで
テーマ「平和を考える」ZOOM]例会   
      当番最寄 坂ノ市最寄、
      当番委員 高橋育代
讃美歌:420番          
読書:「戦争と平和と」−友への手紙ー
感想・総リーダー、坂ノ市最寄
〇内容
・自分の平和への準備を聞きあう、
  
・家事家計講習会について:後藤富美
 明日の友のグループの報告、 
     井上伸子、田中啓子
  
・総リーダー報告、
   1.贈呈本自由学園について、
   2.石川邦子さん12月礼拝中止の件
 
各部各係から    
・実務報告
 例会出席者 28名(友の家で7名)    
・野の花の姿 
 
 
写真・文責:永野