2022年7月25日:「著作集から聖書を学ぶ集い」特別編 1
 今年度は東北部自主グループ(実務担当長谷川千晶さま)からのお誘いで上記の集まりに8名が手を挙げて、出席させて頂いています。講師は、友の会員でもあるキスト岡崎さゆ里牧師です。今回は夏休み特別の著作集読書会@として 著作集「真理のかがやき」 の中から『父の愛』を取り上げて下さった。いつものメンバー以外も希望があればとのことで声掛けをしてもらって、一人、出席が増えたことはうれしいことでした。講師のキスト岡崎様は、ご主人のご実家であるアメリカはウィスコンシン州から、出席者は、全国友の会の北から、沖縄までの各地友の会員総勢139人でした。
たくさんのお顔がZOOM回線によってつなげられて、顔を並べることが出来ました。まさしく我ら友ありと叫びたい感じでした。いつもは著作集を読んでお話を聞くわけですが、聖書ルカによる福音書15章11−32」は、聖書を読むのではなく、キスト岡崎様のご主人のエイブラハム牧師が作られた動画で見るという斬新な始まりでした。教会の子どもたちが描いた絵が取り入れられていて、聖書朗読は、口語体で学生さんたちが読まれている、スーと頭に入っていく様でした。この動画には3人の登場人物がいる。父と弟と、兄、この3人はどんな人達なのか、そして、この3人から何を私たちは受け取るのか、羽仁先生が著作集に書かれたのは私たちに何を伝えるためなのか、と、歯切れの良い言葉で次々と段階を追ってお話してくださる言葉がぼんやりとしていた思いを確かなものにして下さる。多くの友の会の方々と、学べたことは本当にうれしいことでした。羽仁先生の」著作集を通して、アメリカと日本各地を結んで開かれた集いは、本当に恵まれた時間となりました。 
写真・文責:永野