2022年2月12日:土曜の集まりの準備と当日
コロナ感染者数はおそろしく増加しています。対面で集まって丁寧に教えあって行きたいこともZOOMではもどかしいことが多いです。
出来ないことを嘆くのではなく、こんな時でも出来ることをしたいと、思います。
2021年度最後の土曜の集まりです。今朝は、7人が集まりました。 
プログラムはいつも、例会に出席できない人も出てこれる土曜の集まりでは先ずは例会の読書から始まります。2月例会は羽仁吉一先生の著作「雑司ヶ谷短信」から「組織の神秘」「小より大へ」を読んで感想を全員が述べます。続いて「婦人之友2月号のお勧め記事紹介」です。
その後、は手仕事の時間、一つは「寒がり坊や」の説明を少ししました。これは次年度にも引き継ぐことになりました。二つ目は千代紙を使って折紙2種」
 集まりの中だけでは時間が足りない、教えあうことがなかなか難しいので、土曜の集まりスタッフの武田さんが前もってライングループ「土曜の集まり」の中へ左のようなお便りをアップしてくれました。それを見て、夫々に作ってきたものをみあいました。

今年は寅年ということで折り紙でトラを作った。その応用でしおりが出来るとその写真も見せて頂く。
トラの折り方の始め、そこから寅が出来て、しおりも出来る、栞と言えば、細長い短冊のようなものと思い込んでいたが、この栞は、本の角に差すもの、千代紙や、包装紙などで作っても良いと思う。 
武田さんは学校図書館の司書の仕事をしています。図書館の入口にトラの栞を差した本を立てて、生徒さんたちに図書館へいらっしゃいを兼ねて張り出していたそうです。指定の日に図書室で本を借りた生徒たちは、くじ引きをして栞が当たった子は早速、借りた本に栞を差して帰って行ったとのこと。

コロナ禍の中、密にならないように、どうしたら生徒たちが図書室へ来て楽しんでくれるか、考えてこんなイベントもしたそうです。 年の初めということで寅年のトラの栞を作りました、と話してました。
土曜の集まりリーダーの高橋育代さんが作ってきたトラです。パソコンの画面越しではきれいに映っていなかったので、翌日、写真を送ってもらいました。
後藤さんは少し大きな紙でトラを作りましたと、パソコンから皆に見せました。


次にライン会議室で武田さんが示したのは「雪の結晶」を作りましょうということで、六角形の折り方を折り紙を折って、説明を書いたものでした。

雪の博士として世界的に有名な中谷宇吉郎さんの言葉に「雪は天からの手紙」という言葉があります。それほどに雪の六角形の結晶には多くの気象情報が含まれているとか、災害の多い今、ますますの重要性があります。
その雪の結晶の切り紙細工はとても繊細で美しいものも出来ます。一つとして同じものはできないかもしれません。自由学園の生徒さんたちと中谷博士のお話も有名です。また大分は由布院に中谷博士の甥御さんが住まれていて、そこには東京にあった家が移築されて「雪安居」として現存することからも私たちにはとても親しみがあります。
 武田さんのラインでの説明を見ながら、80代の藤原さんが早速、雪の結晶と、トラさんの作り方を作って、ラインで私たちに見せて下さる。雪の結晶とトラの両方から閃いて面白い作品を作った藤原さんがみせてくださったのがこれです。絵本の「ちびくろ・さんぼ」のバターになったトラみたいです。
  
最後に皆が作った雪の結晶を掲げて記念写真です。
下段:左から藤原、武田、高橋I
上段:左から後藤K、カメラ永野、後藤F
以上出席者6人
早退:大野さんと子どもさん2人