2021年8月3日:8月例会「平和を考える」
今は緊急事態宣言発生中の東京・および近県で「東京オリンピック2020」が開催真っ最中です。そして、テレビで見る限り、人流はどんどん多くなっているようで、コロナ感染者数も増えてきています。もう収束に向かうかに思った大分も増えてきていることから8月例会はまたZOOM開催になりました。

夏休みの8月例会は「平和を考える」というテーマです、藤原さんが戦争で体験されたことや思いを話して下さいます。そこから私たち一人ひとりの平和を考えたいと思います。と例会は始まりました。 
読書は「有力無抵抗」(友への手紙)感想を総リーダーの後藤冨美さん(↑)が話、直接戦争を体験した人の少なくなる今、戦争の時代を生きた人のお話を聞きたいと、藤原さんにお願いし、受けて下さいました。今からお聞きしたいと思います、と総リーダーが話しました。

藤原さんは友の家の台所からお話をされます。
藤原さんは6歳まで満州で過ごされました。終戦と同時にそれから2年間の過酷な帰国への道が始まりました。そのことは小さかったので憶えていることは少ないですが、人様に話したくない気持ちをずっと抱えてきました。
しかし、私は日本へ帰ってきて、友の会を知り救われました。羽仁先生の教えから真っすぐに生活できること、正しいことを知らせてくれる婦人之友がいつも傍にある嬉しさ、それは平和の大切さをいつも知らせてもらっている。とても大事に思っています、と話されました。

お話を聞いた私たちは夫々の思いを語りました。
同じ最寄の荒木さんは、今まではあまり語りたくないと話されなかった藤原さんですが、友の会を信頼されていることは私たちの励みになります。
佐伯最寄は隈さんの家で大賀さん、江藤さんと3人で出席しています。大賀さんは、だれも戦争をしたいとは思っていないけれど、戦争は嫌だと思う中を開戦した日本だった。はっきり思いを言えることが大事と強く思う、と話された。
岩橋さんは「明日の友」の「平和をつくるひとりに」の記事の中、岡部伊都子さんのことが書かれていて婚約者を戦地に送った、私も加害者だとの言葉が胸に響居たと話され。
菊池さんは教職にあった時、戦争を知らない私がどう子どもたちに伝えていくか、様々学んで伝えてきた、と夫々に貴重な感想を伝えて下さった。
 7月にZ00Mで行われた「全国生活研究会の報告が出席された生活部の方々からありました。
SDGsのことも大きく取り上げられた報告がありました。友の会の生活がSDGsそのものと思われた。
中でも「地球は人間のためにあるのではない」という言葉が胸に響きました。
続いて・家事家計講習会の内容について、・九州部食のネットワークの集まりの報告など、ありました。


今日の内容は夫々に一人でまた静かに考えなくてはいけないと強く思いました。
 2021年度8月例会(友の家とZOOM)
テーマ「平和を考える」 当番委員会
           当番委員 松村友美 
・讃美歌 420番
・読書「有力無抵抗」―友への手紙― 感想
内容
・平和を考える
  ・わさだ最寄 藤原さんのお話
  ・平和についえ思いを聞き合う
・全国生活研究会報告
・家事家計講習会のこと
・九州部食のネットワークから
・会員向け友愛セール報告
・支援(十三浜わかめの袋詰め報告)

・総リーダー報告
・各部各係
・実務報告 出席 ・ZOOM:27人            
・「野の花の姿」    12:00 終了
 
写真・文責;永野