2020年11月21日:コロナ禍の中、ZOOMで家事家計講習会
ZOOM形式の家事家計講習会二回目です。今日は土曜日ですが、その方が参加しやすいと言われる方々もある今の時代です。お陰様で13名という方々の参加申し込みがありました。
開始前、「何をどれだけ食べたら良いでしょう」を受け持つ井上晶子さんと、スライドをアップする当間さんが真剣に読み合わせをしています。
会場セッティングも完了、ボツボツ参加者に準備開始を告げようとした時に、不具合が見つかり、慌てるパソコン係の人たち、お客様とメールや電話で連絡を取り合い、パスワードの確認など、本当に大変でしたが、冷静に対応し、参加者の皆さんも静かに対処してくださったので、本当に落ち着くことが出来ました。
幸いに皆さん、ZOOM入室のやりなおしをて頂いたにも拘わらず、早くにお顔が揃いました。福岡から帯広から広島から佐賀から、日田からそしてアメリカロスアンジェルスから地元大分からも参加、 大分友の会の会員も参加しました。
11時、総リーダーの甲斐さんが挨拶をして、いよいよ家事家計講習会が始まりました。まずは全国友の会の紹介で、日本地図や世界地図が出てきて、会員数のことや、大分の友の会員の住んでいる所の紹介など、和やかに始まりました。 
全国友の会は羽仁もと子創刊の雑誌「婦人之友」の愛読者の集まりです。大分友の会の紹介です。大分県の地図を出して、説明します。大分市内に6最寄、竹田市と佐伯市に夫々最寄が1つずつあり会員数は合計で54人です。大分市の友の家に集まって、衣・食・住・家計・子供のこと環境のことなど学びあっています。 
前回のZOOM家事家計講習会では、パソコンの配置などの関係でハウリングが発生して、戸惑いましたので、今日はパソコンの配置や、お話をする人の動きなどが少なくて済むように考えて席を整えました。 
羽仁もと子案の家計簿の紹介などのお話をする家計係の安部さんです。今日は友の家の2階から話しました。 
続いて家計簿をつけて感じたことなどを二人が話します。初めに後藤冨美さんです。後藤さんは前回に続いて、自宅から話します。リモートシステムZOOMってやはり凄いなと思います。私が見るパソコンの画面は友の家1階においた当間さんのパソコンです。後藤さんが自宅から話す内容に合わせて、当間さんは、画面に話の内容をスライドにしたものを操作して皆さんに見せます。まるで違う場所で操作して合体させる、見ている人は一体のものとして見ることが出来る。コロナ禍の中、会うことなく三密を避けて実現できる技術です。 
続いて30年以上家計簿をつけ続けている菊池さんが話します。本屋で色々見て、家計簿の裏表紙に書いてある特徴を読んで、・どんなに家計の下手な人でもこの家計簿をつけていると、家計上手になります。の言葉にこれだ!と思って付け始めたとのこと。教員生活を退職してから、友の会に入会、交わりの中でつける家計簿から、生活を見直し、人はいかに多くの人に助けられているか、自然の恵みを受けているかと思うようになった、自分たちが良ければではなく、多くの人のこと、自然のことを考えて暮らすことが生かされている者の生き方と思う、と話しました。
いよいよ最後になりました。今日の参加者の皆さんに一言ずつ感想を話していただきます。私のFaceBookを通して興味を持ってくださった武内氏に奥様と一緒に聞いていただけますか?とお話して快諾して出席してくださった。とても有意義なお話を聞くことが出来ました。稔子さんは家計簿はつけたことが無いですが、とても参考になりました。と喜んでいただけました。高校卒業後、アメリカへ留学した方は、こんな家計簿を母がつけていたから、外国留学も出来たのだ、と思った。子どもが生まれたら留学もさせたいので、家計簿をつけようと思います。との言葉に、小さな頃お母さんに連れられて友の家によく来ていた女の子がとうれしく聞きました。今日も、こうして感想を全員で聞きあえることがとても良い時間だったと思いました。 
日本のみならず世界でまたコロナ感染がひどくなった今、家事家計講習会の準備をしていたが急遽、中止と決めて全国各地の講習会に参加しましょうと帯広から出席して下さった方は「本当に家計簿をつけたくなる内容だった」との言葉に私たちの願いを届けることが出来たとうれしく思いました。
何だかもっと、パソコンの向こうの方々と話したかったと思った講習会でした。終わってから反省会をしました。これからもこのZOOM機能は大事にして活用をしたい。折角身に着けた技術を忘れないようにしたいとの声。まだまだ知らない、使えない会員にもこの良さを伝えて、使えるようになってほしい。その思いをどう伝えて共有していくか、とても大事なことだと話し合いました。
回を重ねて技術も使えるようになっていく、パソコン操作の出来る人を増やす努力も大切です。コロナと共に暮らすこれからに大事なことと思いました。
2020年家事家計講習会プログラム 
記録・文責:永野
〇 羽仁もと子のことば
〇 食費予算を立ててみましょう。
〇 予算のある家計簿ってどんな家計簿
〇 家計簿をつけて
〇 クラウド家計簿kakei+ 動画
〇 感想