2020年8月4日:8月例会「平和を考える」
7月の初めから大分県下は、線状降雨帯が長くとどまり大雨が絶えることなく降りました。日田市天ヶ瀬温泉、由布市湯平温泉、由布市を流れる大分川などが氾濫をおこし、大被害が発生しました。大分川にかかる橋梁はどこも危険な水位となり、4日の7月例会は急遽 中止としました。 
  コロナ禍と豪雨のためきゅおの8月例会は2020年度にとって2回目の例会です。会員はマスクをつけ消毒に気を配り、三密をさけての出席です。調理室とホールをつなぎ、時々窓を開けながらの例会です。友愛セールには素敵な食器が並んでいました。
今日の例会当番は佐伯最寄です。庭に咲いたいろいろな美しい花を持ってきて生けました。  
秋の風情が漂います。例会ホールの涼やかなお花です。 
1学期も終わった今、総リーダーの甲斐さんは今年度の大分友の会のテーマを読みあげました。「教育は交わりである、良く交わるものもっともよく教育される」(羽仁もと子著作集教育30年より)
7月例会のテーマは「子どもについて考える」でしたが今日の例会に加わり共に考えることになりました。
 
   読書は羽仁もと子著作集友へ手紙より「戦争と平和と」です。総リーダーは、婦人之友8月号より、福岡友の会の方々の「引き上げ援護の働き・聖福寮の話」を取り上げ、羽仁先生が「ぐずぐずしないで一刻も早くはじめよ」と熱く伝言されたことに目を止め、平和に見える日本の中にも居場所の無いこともたちが居ることに目を止めたい、私たちは真剣に生活することに励みたいと話しました。
その後、当番最寄の佐伯の皆さんの感想です。
最寄りリーダーの西村さんです。教職中は毎年、平和授業で子どもたちに語り掛けていましたが、生活の中に平和をとは伝えてこなかった、とても大事なことだと思った。自分にできる小さなことでもこつこつとしたいと思う。と話しました。   
   江藤さんです。「戦争の無いことを平和というなら今は平和な時、しかし、コロナウイルス感染や、大水害を見る時、これからどうなっていくのか、孫たちの代を思う。今、日常、普通の生活のできる大切さを思う」と感想を話しました。
佐藤さんです「 昭和23年7月に書かれている羽仁先生が平和をどのようにうけとめていらしゃるか、前の方から読んでみた。小さな家庭が大事、平和に通じる生活を励みあうことが大切。夏休みには、父が戦地へ行くときに書き残してくれた手紙を良く出してきて読みます」と見せて下さる。『由美子へ 父は戦ひに行く、皆のいうことをよくきき大きくなりよい姉さんになりなさい。いつでもお父さんはそれを思っている。はなれていても一しょに元気でお国の為に盡しませう。昭和二〇年四月七日』終戦後は無事に帰ってこられたそうで良かったです。  
   続いて支援の報告がありました。31日に大きな災害があった由布市へ大分の気持ちを持って訪問しました。毛糸ボールや、下着、文房具など喜んで頂けました。またこの度は、全国友の会われらの公共費kara
日田市、由布市へ各30万円が贈られることに決まりました。九州部中央委員がコロナ禍のため大分へ来れないので、大分友の会に託されました。緊張をして全国の会員の皆様のお気持ちを被災地へお届けてきたいと思います。お盆が過ぎたら総リーダー、永野、支援係と行ってきます。
久保さん(写真上)から大分の子どもの数、大分友の会での取り組みから見えてきたこと、の報告がありました。いつから子どもの集まりをしていたか、大分友の会のホームページを遡って見たが子どもの成長が見て取れて良かった。継続することの大切さを改めて思った。転入者や、お客様が幼児と共に出席で母の集まりなどにぎやかです。コロナの感染予防のためにお客様に友の家になかなか来ていただけない、ラインのビデオトークで母の集まりが出来ました。また、子ども友の会の報告を井上晶子さんから。やはりコロナの関係で開けない。11月からはする予定で準備はすすめています。と報告する。   
   家計係阿部さんから家事家計講習会の報告です、コロナ感染がどうなるのかわからないが準備はしていきます。今年は3会場で開催の予定。お客様は各会場10名の予定で考えています。スローガンも3句提出しました。大分から出したものが決まるとうれしいです。
これは毎年の恒例、「夏の励み表」です。目標を書いて8月中、チェックを入れます。全体では「寝る前の家」を励むことにしました。夫々に励むことはいろいろあるでしょう。初めに書き込んで、記録をつけ、終わりには、どうだったか、感想を書いて9月例会に提出してください。と、生活研究部の井上さんです。(↓)
 
  7月の生活勉強会ではわさだ最寄のプラスティックフリーの学びから、台所たわしは何が良いか、いろいろ実際に作って使ってみている話が聞けました。ジュート、木綿、絹などの素材で編んだ台所たわし、今のところはジュートが使い心地が良いとのこと、また報告を聞きあいましょう。他の最寄も励みたいことを登録してもらいました。少しずつ励んだことが聞きあえるようにと思います。 
全国友の会創立90周年九州部記念誌について永野から報告をしました。
丁寧に皆で準備をしたいと思っていたが、コロナ感染拡大のため集まれる日が次々と無くなって、お伝えして全体で考えることが出来なくなっていったことはとても残念でした。しかし、ようやく準備段階が終わり、思いを書いてくださる方も皆さんの思いを尋ねて決めることができました。どなたも気持ちよく受けてくださいました、今は原稿を書いてくださっている所です。
大分友の会の創立90年の記念誌は、全員が思いを書けると良いなと思っています。 
 
   洗面所に飾られたこのピンクの可愛い花は何というのでしょうね。手洗いなどに多くが利用する洗面台です。
今年も西ノ台育成クラブからクリスマスプレゼントの制作の依頼がありました。友愛セール部が布を準備しましたのでエプロン、弁当袋を各最寄で責任を持って制作してください。7日には友の家で裁断などをしますので一緒にしたいと思う方はぜひ、来て習ってください。と、可愛いエプロンの見本を見せながら岩橋さんが説明をしました。   
  支援係の佐藤さんから、十三浜わかめの報告がありました。昆布は少し在庫があるので、必要な方は購入お願いします。今年も協力出来て良かったと思います。 
最後に友の家係の高橋育代さんが豪雨が続いたときに、友の家の前にある桝に土砂が入り込み道路に水が溢れ溜まりました。それを松村さんがご主人様と共に雨に濡れながら搔き出して下さった、あいがとうございました。今後、例会後掃除の外回り当番はいつも気をつけて掃除お願いします。図を描いて的確な説明と注意がありました。 

例会は終わりました。お弁当タイムの後、スマホを持っている人が集まって、松村さん、甲斐さんを囲んでKakei+の登録を一緒にしました。
 
3月例会 「一年を歩んで 次年度へ、」
                当番最寄 佐伯最寄、
                 当番委員 後藤恵子 
讃美歌:239番          
読書:「戦争と平和と」-友への手紙ー
感想・総リーダー、佐伯最寄
〇内容
・支援のこと、

・子どものことを考える  久保
  大分友の会の子どもの数  
  大分友の会での取り組みから
   見えてきたこととこれからの取り組み                                   
  土曜の集まりのこと  久保
  子ども友の会のこと  井上晶子
・家事家計講習会について  阿部
「夏の励み表」のこと  井上伸子
・全国友の会創立90周年九州部記念誌のこと  永野
・総リーダー報告
・各部各係から    例会セール 坂ノ市、豊府
・実務報告       例会食堂 無し
・野の花の姿  例会出席者 31名
 
 
写真・文責:永野