2020年7月31日:豪雨災害の由布市へお見舞いに行きました
今日は2020年度の 2回目の生活勉強会を持つことが出来ました。手を消毒し、マスクをつけて、3密を避けての集まりです。新型コロナウイルス感染拡大を避けるための自粛・ステイ・ホームの期間は友の会も活動休止でした。
 今日の読書は羽仁もと子著作集ー家事家計編ー「家庭経済の理想」と「家庭は簡素に社会は豊富に」です。感想は家計リーダーが話しました。入会後、家計簿記帳の習慣をつけて頂けたことはとてもうれしいことです、と話しました。
 今日は今年度初めての家計簿を見あう日になったので、「半年を暮らして予算を立てた思いと、半年を暮らしての思い」を夫々に報告しあいました。生活研究部リーダーは、コロナ禍で思うように仕事が出来なくて、お給料も減る人が多い中、いつもと変わらぬお給料を頂けありがたかったです。」と話しました。娯楽費が0の人も何人かいました。不要不急の外出自粛の生活が表れていると思いました。
勉強会の午後は、豪雨被害の激しかった由布市へ大分友の会員の気持ちを携えて市長さんに会いに行きました。下着、靴下、タオル、文房具など、また山田さんがこつこつと編み貯めてこられた毛糸ボール63個もお持ちしました。きっと、小さなお子さんや、ご高齢の方々も喜んで使ってくださると思います。 
7月の初めから降り続く豪雨に由布市湯平温泉を流れる花合野川が増水し、避難しようとした家族4人が流され、今もまだ行方の分からない方もいらっしゃいます。由布市一帯は、JR久大線や、国道210号線、高速道路と甚大な被害に会いました。田んぼもたくさん水路が切れました。私の最寄には由布市の会員が二人います。直接の被害には会っていませんが、すぐ近くの大分川が氾濫し、とても恐ろしかったと、メールで知らせてくれました。
由布市庁舎です、2階の市長応接室に通された私たちは、テーブルの真ん中に透明版が置かれているのを見て、コロナ感染の恐れがある中での豪雨被害で、本当に大変なことだと強く思いました。 
お忙しい中、約束の時間に由布市の相馬市長が来て下さいました。大分の友の会員のお気持ちをお渡しし、お見舞いの言葉を伝えました。布ボールなどもとても喜んで下さって、私たちもお持ちして本当に良かったと思いました。
私たちは婦人之友の愛読者の集まりですと、婦人之友誌や友の会のパンフレットを紹介しました。
市長さんは鉄道の復旧には1年以上かかる、また水路が切断されたことでお米が育たないと思うとその被害の甚大なことがとても心配だ。被災された人たちは、市営住宅に入っていただいているなど、いろいろと被害の様子をお話しくださいました。一日も早い復興をお祈りしますと辞しました。市長さんを挟んで記念写真を写していただきました。左から当間さん、総リーダー甲斐さん、永野、後藤恵子さんです。
 
写真・文責:永野