2019年11月12日:2019年度家事家計講習会「ライフパル」
今日の家事家計講習会は初めての会場で大分市中心地にある 消費生活センターライフパルです。展示係の私は緊張して朝早く駐車場に着きましたが早過ぎてしばらく待機しました。
駐車場のある場所は、東には大分市城址公園のお堀と隅櫓があり、西側には世界的な大分出身の建築家・磯崎新建設のアートセンターがあります。
8時過ぎの大分中心地は、出勤ラッシュです。
 
8時半、ようやく車を停車させて、会場のライフパルにやってきました。

ここは通常は消費生活センターとして、市民の方々が出入りされている所で、掲示板がたくさん立てられていたり 椅子テーブルが多く置かれています。
通常は9時開館ですが、今朝はお願いして8時半にドアを開けて戴いて友の会の道具をいろいろと運び込ませて戴きました。そして部屋の立看やテーブル椅子をのけて部屋の中央に空間を作ります。こちらで働かれている方々も一緒に家具移動です。
昨年の家事家計講習会に参加して下さったライフパルの職員の方が会の意義を大きく評価して下さって、来年は是非、ライフパルで開いてほしいとの声があり、今回の開催になりました。

時間の制約のある中での準備のために何度も打ち合わせをして、現場主義で設営をしていきたいと思いました。 
朝の集まりです。予定人数、チケットの売れた状態からお客さまが多いことも予想されます。 慌てずに対処したいと思います。また今日は九州部から中央委員の三原さんが来てくださるので午後の報告会の持ち方も総リーダーから説明がありました。
今日の会場係の阿部美紀子さんが会場見取り図に書いた配置を確認しています。
展示係は、ホールに置いてある大テーブルを展示用に使いたいと予定変更を申し出ました。幸いに立派なパネル板も4台貸していただけました。 
パネル板と大テーブルを展示の場所に運んでからライフパルにある椅子を総動員して並べました。受付のテーブルを入り口近くに置きました。
展示係は、パネル板4枚を並べて、テーブルに白布をかけて展示の準備をします。
展示は左から時間調べ、環境をいしきした暮らしを、食事調べ、その前には目安の量の展示、鍋帽子、そして友愛セールの展示と並びます。

こちらは羽仁もと子著作集を並べて友の会コーナーです。 
ライフパルでは家計簿等の販売が出来ないので手に取って見て戴けるように、テーブルに並べました。友の会コーナーと共に会場の後ろに設置しました。託児室は二階会議室をお借りしています。 
ライフパルの入り口には大きく「大分友の会 家事家計講習会会場」と書いた立看板を置きました。 
お客様が早くに来られるので、予定を早めて9時半に開場としました。次々とお客様が並ばれます。 中央委員の三原さんも来られました。また松戸友の会の方が、「義母様の介護で大分に行きますので出席させてください」とメールが入り、出席をして下さいました。とても励まされることです。
 9時半ごろには「目安の量」の展示も出来ました。係の後藤恵子さんが頑張ってくださった。毎年の家事家計講習会で展示用の食器を考えて揃えたいと願っていたことが、今年度実現をして、各最寄別に展示内容を考えてもらって、今日の展示も出来ました。
書類関係の展示は、井上伸子さん中心に、友愛セール展示は岩橋さん、田中さん、其々に丁寧に準備して下さった。
並べた椅子が足りなくなり、後ろに椅子を足してお客様に座っていただきました。そして10時、家事家計講習会が始まりました。
総リーダーの久保さんが挨拶です。全国友の会はジャーナリストで教育家の羽仁もと子を中心に、「婦人之友」の読者で作った団体で来年は90周年を迎えます。全国、海外17000人184友の会があることを紹介しました。 
 プログラムの一番は、佐伯最寄の西村さんです。昨年の家事家計講習会で初めて羽仁もと子案家計簿に出会い、付け始めて、いろいろな気づきから生活が変わり始めたことを元気に話しました。
時間調べ係をした当間さんが、そのことで生活リズムを変え元気に暮らしていることを話しました。 
託児室を見に二階へ上がりました。広いお部屋でたくさんの子どもたちがそれぞれに楽しそうに託児係と一緒に遊んでいます。 
 テーブルには、子どもたちの持ってきたかばんや、お土産の「折り紙クシュクシュで作ったブドウ」お便りカードがきちんと置いてありました。
プログラムは後藤冨美さんの「やっと予算を立てて、もやもやが無くなりました」 来年はしっかり立てた予算で元気に暮らしたいと最後に決意を話しました。
 ステージ正面には羽仁もと子の言葉「家庭は簡素に社会は豊富に」と今年のスローガンから大分が選んだ言葉が掲げられています。
託児報告です。託児リーダーの井上晶子さんが元気に来たお印をつけた木を持ってきて報告をします。
今夏、87才で免許を返上、歩く生活が増えてますます足が丈夫になり元気です、と言われる田中さんの60冊の家計簿と共に歩んで来られた生活に皆さんが感動されています。
スクリーンに田中さんの60冊の家計簿が映し出されての話に、語られる言葉の一つ一つに重みが感じられます。
私は後方に立ってお話を伺いましたが、田中さんがはるか前方に小さく見えます。それほどに多くのお客様が来て下さった。皆さん、本当に熱心にお話を聞かれています。
総リーダーの最後の挨拶です。大分友の会の活動の様子をいろいろお話をしました。ご一緒に勉強をなさいませんか?友の会はだれでもいつからでも入ることが出来ます。どうぞよろしくお願いします。これで家事家計講習会を終わります。
お客様は会員と話されたり、お友達同士で話されたり、家計簿を見て下さったり、会場はにぎやかになりました。
展示の所へも多くのお客様が来て下さって、目安の量をみたり、環境を考える展示では、プラスティックフリーのために何か出来ることから始めましょう、気が付いたら、何かを変えて行きましょう、とお声掛けすると、殆どの方が、同感して下さって、良いものを見せて戴いたと、自然素材の台所たわしや蜜蠟シートを見て帰られます。とてもうれしい瞬間です。
12時、片づけに入ってください、の呼びかけもまだまだお客様が見ておられて大変でしたが、少しずつ片づけていきました。明後日の佐伯会場の準備もしながら片づけていきました。
その後、昼食です。三原さんも一緒に片づけをして下さって二階へ上がって昼食会、そして、報告会と続きます。
おいしそうなお弁当を荒木さんが作って届けて下さいました。

私はお祈りをさせて戴きました。「家計簿をひろめたいとの思いも、夫々の会員の生活を通してお伝え出来たのではと思います。ここまで導いて下さった神様に感謝いたします。言葉だけで無く、生活の端々にまで思いを表せるようにお導き下さい。今からおいしいお弁当を皆で頂きます。佐伯での講習会の力にして下さい。世界には多くの食べるものの乏しい人たちがいることを心に停めて感謝して頂きます」
大勢でおいしいお弁当を頂くことは本当にうれしいことです。デザートは、三原さんがお持ちくださった熊本のお菓子でした。ありがとうございます。
皆の笑顔が一生懸命に働いた後の爽やかな気持ちを表わしています。右から荒木さん、高橋育代さん、後藤恵子さん、阿部美紀子さん、笠井さん、当間さん、薬師寺さん。
続いて佐藤さん、西村さん、菊池さん、岩橋さん、大塚さん。
田中さん、甲斐さん、丹生さん、井上伸子さん、藤原さん、
大坪さん、後藤冨美さん、松村さん、三原さん、久保さん、安部由美さん、永野です。皆さん、お疲れさまでした。
報告会は数の報告に続いて、三原さんから今日、大分の家事家計講習会に出席して下さっての感想をお聞きしました。そして、内容リーダー、実務リーダーからの感想、会場からも感想を聞きあって、終わりました。ありがとうございました。