2019年8月3日:平和を考える例会
大分友の会の8月例会は、日ごろ、出席の出来にくい働く会員も出席出来ることを願って土曜日に持つことになっています。そして、例会当番は有職グループの皆さんに受け持っていただいています。今回は「平和を考える」お話をして下さる田中さんを囲んで2度の準備会を持ちました。
例会当日になりました。田中さんが「平和を考える」ために読むと良いと思える絵本などをたくさん展示して下さっています。

有職グループの皆さんも早くに来て、準備しています。記念写真を写しますよ、と座っていただきました。左から有職グループリーダーの武田さん、わさだ最寄の安達さん、豊府最寄の高橋哲子さん、春日最寄の高橋聡美さんです。 
高橋哲子さんがオルガンを演奏して下さっています、10時になりました。讃美歌420番を皆で歌います。 
今日の例会も多くの出席があり、とてもうれしいです。 
8月の例会で毎年、平和について考えることが出来るのはとても良いことだと思います。戦後74年、体験された人はすくなくなっていく、私の父は昭和19年、母は20年1月生まれ、実体験としての戦争の記憶の無い世代です。私の子どもたちは、そんな祖父母の孫です。婦人之友8月号は毎年、戦争と平和を考える記事が掲載される。今年の8月号の座談会の中の言葉『楽しいことって子どもたちは自分でみつけてくるけれど、原爆や戦争のことは誰かがつないでくれて、初めて気がつく』例会のテーマとして平和をとりあげることには意味があると思う。総リーダーの久保さんが話しました。
有職会員も、自分の生活を通して考える平和、を語りました。武田さんは自然素材で無いものにとても敏感です。平和でなければ安全な食品も届かない、平和は未来の子どもたちにとってとても大事と言いました。安達さんは忙しい職場で人のことも考えられない時も多かったが、相手も幸せなら自分も幸せになれると、発想を変えたら落ち着けるようになった。
高橋哲子さんは、高校の教師をしているが、自分が何を任されてどうするのか、平和な世界をめざしていく大切さを思う、音楽を通して平和を希う活動をしているがもっと熱情を持って取り組みたい。
高橋聡美さん、大分友の会も有職グループもまだ新しい会員です。有職グループでの交わりに感じ入っている。2017年8月号の座談会での武田さんの言葉、「自分の心の中に悪がある。笑顔で人と接すること」の言葉が響いた、大切にしたいと思う。
今年度になって、仕事を完全にリタイアした甲斐さんは今も有職グループによく参加しています。大分の有職グループがいつできたのか、気になって調べてみました。と、長い年表を作って話しました。 
1986年度(昭和61年度)総リーダー小縣さんの時に出来たようです。途中、ブランクもありましたが(1996~2003年)2004年平成16年、総リーダー後藤恵子さんの時、また有職グループが出来ました。これからも大切に受け継ぎたい有職グループです。
例会内容「平和を考える」田中啓子さんが話してくださいます。13才の高等科2年時、勤労奉仕で畑の草取りを皆でしていた時に、ピカッ ドーン!という音を聞きました。何だか凄い、変わった爆弾が落ちたそうだと話しました。それが世界で最初に落とされた原子爆弾だったのです。 これ一発で14万人以上もの人が亡くなりました。1945年第二次世界大戦の終わる直前のことでした。それから74年が経ちました。8月は平和への決意を決める時です。
何故、原子爆弾が落とされたのでしょうか。自分の言葉ではなかなか言い表せないので、この本を読ませていただきます。と、学校指定図書になっている本から読んでくださいました。
私たちには難しいことですが、でも、私たちもいろいろなものから学ばなければいけません。婦人之友の8月号には毎年、平和を考える記事が特集されています、ちゃんと読みましょう。
たくさんの参考になる書籍を持ってきてくださった田中さんです。様々な書籍を読んで今日を準備してくださいました。婦人之友のどこを読んでも平和活動です。ぼんやりしていてはいけないなと思いました。 
続いて7月17.18日、自由学園の明日館講堂に各地友の会から278人が集まった「全国生活研究会」に大分から出席した松村さんが報告をしました。「共に棲んで生きる社会をめざして」-すべての家庭に家計簿を」のテーマのもと開かれた研究会はどこを切っても家計簿でした。

各地から募集された中からのたくさんの報告を聞きあいました。
 「持続可能な社会の実現のために「羽仁もと子案家計簿」をつけて暮らしの見通しを立てることはとても有効、まず、最初に何をすすめるか、と話し合った。
・通帳の残高と現金をみる
・家計簿ビギナーの方に何をまず伝えるか、カードの記帳の仕方を伝える、
・1年を通しての予算、生活と照らし合わせる
、・家族で分かりあう、

この家計簿の良さをまとめると「わかる」「変わる」「安心」のキーワード3つになる、これは分かるは思想しつつ、変わるは生活しつつ、安心は祈りつつに通じるとのこと、今回の話し合いから様々な指針を見つけて家事家計講習会をしましょう。
永野からは8月1日に福岡友の家で開かれた「食のネットワーク」の集まりからの報告をした。九州部16友の会全てからの出席者と共に持てたことを喜びたい。
私は最初の読書を担当させて戴いた。食のネットワークが出来て10年になる、どういう願いでできたか、これからどう発展していくか、ネットワークを立ち上げる前から九州部は「環境を考える」「生産的生活をする」と決めて歩んできた。買い物調べを通して九州部の目安の量の主婦一人当たりの副食物費を計算することが出来た。南関東部が作ってくださった「健康をつくる食事Ⅱ」を参考にさせて戴いている九州部ですが、地域の違いから殆ど食卓に上らない魚も入っている、九州でのなじみ深い魚に変えることをこれから1年かけてしていくことも皆で了解出来た。熊本の池田さんが尽力してくださることになりました。大分の食事調べ、菜園調べなどからの気付きも報告させていただいた、ここからどう学びを深めるか考えたい、など報告しました。
友愛セール部から田中さんが話した。1学期、皆さんの働きで多くの醵金を頂けている、友愛セールを前に夏休みに、「ちょっと頑張るとスモックエプロンが縫える人たち」頑張ってますか、それを受けて佐伯の佐藤さんが今日、これを見てもらって、良かったら最後の仕上げをします。縫うのは楽しいです。と報告をしました。 
8月、4か所で公演がある、朗読劇「せみ泣きやまず」~大分の空襲より~のお知らせをさせて戴く。ひろしま、長崎への原爆投下の前に7月16日大分中心部を焼け野原にした大空襲を語る朗読劇です。
是非会場に足を運んでください。チラシをお持ち帰りになり、家族の皆さんにもお伝えください。無料です。このチラシを持って是非、会場へ行って見て聞いて頂きたいと思います。11日午後3時、別府公会堂、31日15時30分平和市民公園です。よろしくお願いします。
今日の出席者は37人、そして別府友の会から加藤さんが出席してくださいました。合計38人です。
今日は例会食堂はありませんが、友の家掃除をして下さい。暑いので、短時間に皆できれいにして解散したいと思います。

大勢の人で平和について考える例会を持つことが出来て本当に良かったと思います。一人一人しっかりと今日の復習したいと思いました。
8月例会 テーマ 平和を考える 当番委員;甲斐
                例会当番:有職グループ


讃美歌:420番
読書:「現実と理想」~友への手紙~ 
感想:総リーダー、有職グループ
内容
◎平和を考える
・原爆はなぜ落とされたのか 田中啓子

・全国生活研究会報告:松村
・九州部食のネットワークの集まり報告:永野・友愛セール部から:田中、スモックエプロン:佐藤
・総リーダー報告
・各部各係から
・実務報告 出席38名うち別府友の会から1名
・       託児無し
・野の花の姿 
例会セール:豊府、佐伯  託児当番:光敷
例会食堂:無し
 
写真:武田萌・永野