2016年11月2日:保育園で若いお父さんお母さんと一緒に
全国友の会は、昨年に引き続いて、乳幼児、乳幼児の育つ家庭へ働きかける活動をしています。

6歳以下ということでアンダーシックス、U6という言葉から「U6活動」と呼んでいますが、大分友の会では、乳幼児の育つ家庭の現状を知りたいとアンケートをとりました。 
その時に協力して頂いた旦の原保育園で報告会をするために大分友の会8人でやってきました。

以前、会員の小野さんがお友達と「お母さんのコンサート」を11年間開催しました。その時に友の会はティータイムの紅茶とケーキ、お菓子などの販売などさせて頂いたご縁があります。

久しぶりに来ましたが、一段と大きく立派な保育園になっていました。 
玄関を入ると、目に飛び込んできたのは可愛い靴がきれいに並んだ下駄箱でした。本当にきれいに並んでいます。自分たちで揃えて脱ぐのでしょうか?気持ちが引き締まりました。 
早速、ミニ講習会の準備です。先ずは、展示の準備を手分けしてしました。
その後、ミニ講習の準備、たちまちきれいな展示が出来上がりました。 
 これらはあると便利な常備菜です。25種類ほども集まりました、会員が普段作っている物です。

乾物を使った物、海藻や大豆、青菜、根菜類など、食べにくい食品を使っています。
味も、甘辛、酢の物、お醤油味、洋風、和風、いろいろと変化に富んでいます。食卓が寂しい時など、お弁当のおかずにもう一品という時などに便利です。 
今日は1~2才児のお父さん、お母さんが集まっているとのことで、一日に食べたい食品の目安の量は、2才児と、大人30才~49才までの女子の例を展示しました。 
旦の原保育園は、お米を食べましょう、牛乳はあまり飲ませないという教育方針があるとのことで、牛乳の代わりには小魚や青菜に気をつけましょうと、伝えました。

そして「手早く整えられる朝食の展示」をしました。
1時半から友の会の時間が始まりました。
先ずは今、友の会が乳幼児・また乳幼児の育つ若い家庭に向き合いたいと活動をしていることを話し、大分友の会のアンケートに協力して下さったお礼を伝えました。そして今日はアンケートの報告に来ました。アンケートから朝食をもう少し充実させると良いと思ったので、朝食の展示や、もう一品と言う時に便利な常備菜を持ってきました。そして最後に、手早くおいしく朝食をと、ミニ講習をします、と、永野から伝えました。 
また、旦の原保育園と大分友の会の永年の繋がりのお話もプロジェクターに写真を写しながら報告しました。広いホールに今日は50人のお母さん、お父さんが出席されているとのこと、大勢に伝えることが出来てとてもうれしく思います、園長先生もずっとそばに座って、聞いて下さいました。 
香嶋さんがアンケートの報告をしました。アンケートは保育園の協力を得たことで154の家庭からの貴重な記録が集まりました。スクリーンにグラフなどを写したので、配布した手元資料と合わせてとても分かり易かったようです。 
その後、パネルにしてきた表を見てもらって、生活リズムの大切さ、また朝食の大切さを伝えました、保育園も、「食べること」を第一義においているとホームページに書いてあったので、とてもうれしかったです。
仕事を持った会員の一日の時間の使い方を表にしました。お弁当を持って出かけますが、しっかり朝食を食べていること、また少しの時間を見つけて、常備菜作りをしていることなど、伝えました。 
アンケートから、朝食は殆どの家庭で食べています。しかし、もう少し充実させてほしいと、実だくさんの味噌汁と、簡単に出来るココットの机上講習をしました。寝る前にお野菜を切って、お出しは水につけておく、などの先手仕事をしておくことで、朝は10分で味噌汁とココットが出来ることを話しました。 講師は小野さん、助手は原田さん、塩月さんでした。
今日の講習は終わりました。どんなお味噌汁が出来たかどうぞ飲んでみてください、常備菜も気になるのがあれば、試食して下さい、また参考になる本もおいてますから、お話して下さい、と、交流タイムになりました。若いお父さんもお味噌汁がおいしいですね、このお出しは粉ですか?と普段されているお話もして下さって、出しじゃこを使うと本当においしくて、子どもさんも喜んで食べますよ、とお話しました。

また、機会があったら、手早く美味しく出来るお食事のお手伝いをしたいと思いました。
 
写真:甲斐、永野
文責:永野