2012年7月22日:子ども友の会お泊まり会二日目  
朝早く目が覚めました。外へ出てみました。今日は青空のよい天気になりそうです。
ピンクの建物が大分友の家です。
まもなく子どもたちの起きてくる時間だと思います。 
大分川の土手に上がってみました。西の空には、鶴見岳(右端)そして、うっすらと由布岳が見えています。 
大分川は穏やかに流れています、昨年はこの河原でよく遊んだお泊まり会でしたが、今年は大雨がよく降って川が増水し危ないので、河原へは行かないと子どもたちと約束をしました。 
子どもたちは全員元気に起きました。ご近所の迷惑にならないようにラジオを小さくかけて友の家の駐車場でラジオ体操をしました。
 皆がよく知っているラジオ体操がなかなか始まらないので、ラジオを止めて、係りのお母さんの掛け声でラジオ体操第一番を元気にしました。
 お部屋に入って朝の集まりです。今日の予定を確認して、皆で朝食の準備をします。
 朝食は子どもたちの楽しみのフレンチトーストです。友の会の荒木さんが焼いて下さった食パンを専用の器具を使って切りました。
牛乳と卵を溶いて、パンを浸し、ホットプレートでこんがりと焼きます。子どもたちは慎重に丁寧に焼いています。 
 とても香ばしい、そして甘い香りがしています。とてもおいしそうです。これは荒木兄弟が得意のメニューで子ども友の会で一度、教えてもらったので、皆上手にできました。
 配膳も終わり、今から頂きます。
朝食です。フレンチトーストにミカンジュース、野菜サラダです。トマトは 臼杵の学園生のお姉さんたちが畑からもいで持ってきて下さったものです。とってもおいしい朝食でした。
 班に分かれて、片づけをします、小さな子どもも一生懸命に洗っています。
ここは荷物置き場です。机の上には、お母さんたちが作ってくださった一閑張りの箱があり、すぐ使う物を入れ、机の下には、持ってきたかばんなどを置いています。皆で荷物整理をしました。
 今から、子供読本から「先生はどこにでも」を読書します。小さな1年生にはちょっとむつかしかったでしょうか?このお泊まり会は、先生はいらっしゃらないけれど、いろんな人からものから、学ぶことがありましたね。やっぱりちょっと難しいのかな?
 気分転換、皆で体を動かすことにしました。元気に体を動かして、また静かにテーブルについて、読書の続きをしました。
 その後、外へ出て、昨日履いていた靴下を洗います。洗い方を学園生のお姉さんから聞きました。汚れのひどい所はチクチク洗いをして、きれいにします。
よくすすいだ靴下は、二階の子ども部屋のベランダに干しました。太陽が一杯で、帰るまでに乾きそうです。 
 子どもたちと何か手仕事をしたいと計画をしたチクチク縫いです。さらしの布と、きれいな色糸をたくさん準備しました。
 針を1本とさらしの布巾を一枚もらいました。
布巾に5本の線を引きましょう、そして、好きな色糸でその線の上をチクチクと縫ってみましょう。
子どもたちに出来るかな?と思っていましたら、全員が夢中になって取り組んでいます。もっと縫いたい!本当に縫うことにこんなに夢中になれるなんてうれしい驚きでした。
その後は、昼食とおやつの準備です。
昼食はおにぎりです。鮭といり卵を混ぜ込んだごはんでおにぎりを作ります。 
こちらは大人が焼きおむすびを作りました。 
子どもたちはおやつの豆腐入り白玉団子を作りました。子ども友の会でも数回作ったので、手順も覚えていてとても上手です。 
今日のランチはおにぎりと、きゅうりのスティック、そしてミニトマトに麦茶です。 
二日間お世話になった友の家の掃除をし、おやつの豆腐入り白玉団子を食べ、片づけの後は、いよいよ終わりの会です。

二日間を振り返り、感想文を書きました。 
「さあ、書きましたか?それでは順番に報告します、まずは私から」と、学園生のお姉さんが感想文を読みました。「こういう経験は初めてでしたが、参加できてとても良かったと思います。子どもからたくさん学ぶことが出来ました。自由学園のことを聞いてくれた子もいて、とてもうれしかったです。」

子どもたちも二日間の印象に残ったことなど報告しました。 
最後に記念写真です。一番お気に入りになったチクチク縫いの作品を手に写しました。 
記念写真も終わりました、子どもたちは二日間を一緒に過ごして下さった学園生のお姉さんたちと別れがたく 名残を惜しみました。そして今度の集まりはいつ?と尋ねてお迎えのお家の方たちと元気に帰っていきました。
暑い二日間でしたが ・自分のことはは自分でする、・他の人のために力を出す、・ヨクミル ヨクキク ヨクスルを心に留めて事故もなく、終わることが出来ました。学園生の皆さんも、貴重な夏休みを子ども友の会に時間を割いてくださって、本当にありがとうございました。 この後、友の会と反省会をしてお別れしました。写真&文責:永野Mie(パソコン事故のため、記録が大変遅くなりました。)