2010年1月28日:「伝えていきたい大分の郷土料理」講習会
心配された雨も上がり、暖かな日になりそうです。今日は明日の友グループが1年前から勉強してきた大分の郷土料理の講習会です。
地元の大分合同新聞が講習会のことを書いて下さったのでたくさんの受講希望の申し出がありました。今日は第一回目の講習会です。前日に会場準備も出来ています。
朝は、お花を飾り、テーブルを整え、裏方は材料の確認、下準備にと忙しく動きます。
お客様が揃いました。大分友の会総リーダー梶川さんの挨拶で講習会が始まりました。明日の友グループのメンバーも並びました。
明日の友リーダーの糸永さんが郷土料理を学んできたことを話し、早速「けんちゃん」から講習会が始まりました。続いて岩橋さんが、「鶏めし」の講習をしました。
「きらすまめし」は山田さんが講習をします。助手は田中さんです。お客様はメモを取りながら、時には立ち上がり、熱心に見て下さっています。
大分名物といえば「だんご汁」と言われる位に有名です。
だんご汁の講習は武内さんです。材料を美しく切りそろえて準備しています。
「いきなり団子」は糸永さんが、講習です。餡が準備されています。その時、だんご汁のだんごを寝かせる準備が出来ましたと、持ってきました。この状態で、今から30分ほど、寝かせます。
今度はお客様にも、手を洗って来て頂いて、エプロン、三角巾をつけてもらって、実際にいきなり団子を作って頂きました。さつまいもと、餡を包んで蒸し器に入れて蒸します。
その間に先ほどのだんご汁の熟成が終わりました。皆さんにだんご延ばしを体験して頂きます。十分に寝かせた団子は、面白いように延びます。
大分の郷土料理が完成しました。手前から小鹿田焼の大皿に盛った「いきなり団子」どんぶりに入った「だんご汁」そして、「鶏めし」奥手前は「きらすまめし」「けんちゃん」です。
左の大鉢には「きらすまめし」五人分を盛ってみました。
講習会が終わりました。皆さんに試食をして頂きます。とてもおいしい、柔らかいお味です、と喜んで下さいました。

         
その間に、皆さんが作られた「いきなり団子」が蒸しあがりました。糸永さん手作りの竹細工のお盆に載せて、お出ししました。さつまいもと餡、衣の具合がとても良いと好評。

アンケートには、また講習をして欲しい、すぐに作ります。などと書いてくださっていました。
お客様をお送りして、私たち明日の友グループ員も、試食、そして反省会をしました。2月に入ったら、また同じ講習会をします。たくさんの方が待ってくださっているので、とても緊張します。
「伝えていきたい大分の郷土料理」講習会内容
 ・けんちゃん・きらすまめし・鶏めし・だんご汁・いきなり団子
記録:mie