2008年11月14日:大分友の会の家事家計講習会始まる
今年度の大分友の会は4会場で家事家計講習会をします。今日はその最初です。
仕事を持つ会員が主となって内容を作った夜の家事家計講習会です。
夜7時前、準備が整いました。
婦人之友社の予算のある家計簿や、実用書などの販売の準備も出来ました。
主婦1人(30代から49才)の一日にとりたい食品の目安の量から考えた食事も並びました。
お客様もお仕事を終えて出席の方が殆どです。少し時間が遅れましたが、総リーダーの挨拶で始まりました。
プログラム1、副食物費予算を立てましょう

最初は、どんな時にも大切にしたい食費の予算のお話です。まず、私たちは何をどれだけ食べると良いのでしょう。実物を見てもらっています。
その後、フルタイムの仕事をしているTさんの一日の副食物費を皆さんと一緒に算出しました。お客様も熱心にメモを取りながら聞いてくださっています。
プログラム2、私の衣生活

有職グループリーダーが、昨年から非常勤の講師の仕事がとても多くなって、衣生活も変わってきたこと、3年前、友の会で衣の勉強の係を受けたことから衣生活に興味が深くなり、衣服ノートをつけたり、リフォームを楽しんだりしている様子を話しました。

夫のワイシャツからのリフォーム・ギャルソンエプロンを見せています。
プログラム3、予算を立てて10ヶ月暮して

昨年の家事家計講習会で始めて予算を立てて「二つの財布を一つにして」と話したWさんが10ヶ月を暮しての様子を話しました。
病気をしたり、お義父さんが亡くなられたり、いろいろあって、予算はオーバーしているが、何事もご主人と相談して出来るようになったことがとてもうれしいと話しました。
食べることの大切さもとても考えるようになった。ベランダで野菜つくり、また1人暮しになったお義母さんの所へ行って畑作りを一緒にしたり、新鮮な野菜のおいしさに二人で感動している。
段ボールコンポストにも挑戦、ベランダ菜園に活用したいと実物を持ち込んで見て頂きました。

元気に育った野菜の写真も見ていただく。

家計リーダーが、私たちが記帳している予算のある婦人之友社の家計簿を紹介しました。
続いて予算を立てる前にまずは我が家の全収入を把握しましょう。と説明図を使って話しました。

収入から税金・社会保険を引いたものが可処分所得。そこから預貯金保険額を決め引いた残りが純生活費、それを12で割ったのが「我が家の一ヶ月の純生活費」です。
プログラム4、来年の予算を立てました

昨年からご主人が退職、満額支給までの数年間を部分年金と、妻のパート収入で暮らすことになったGさんが、夫婦で話し合い、予算を考えました。真の豊かな生活が聞く人の心を暖かくしました。
プログラム5、読書 羽仁もと子著作集「家事家計編巻頭文」人生の朝の中に

夜の家事家計講習会ではいつも読書の時間を持っています。お客様と一緒に、今日のお話を振り返りながら、読書をします。
仕事を持っている会員が読書感想を話し、お客様数人からも感想を伺いました。
子どもを出産された方が「また職場復帰をします、ますます時間とお金の使い方を工夫して子どもを育てていきたいです」と話してくださった。
高校生からも、何もかも親の世話になっているが、来年からは「経済ノート」をつけてもっといろいろ考えられるようになりたい」と話してくださり、私たちも元気を頂く。

最後に総リーダーが婦人之友誌の紹介や、友の会へのお誘いなど話して閉会となる。
パソコン家計簿にとても興味を持たれた方も居て、記入の仕方など説明をしました。
展示、本の販売、会員とのお話し合い、など、お客様は遅くまで友の家で過されました。
会場は、12月5日にこの友の家で開く「友愛セール」のご案内を兼ねた展示もあり、華を添えていました。

お客様をお送りし、会場片付け、次回の準備、そして、反省会をして解散しました。
この後、18日同じく友の家で、21日、市中心部コンパルホールで、25日は大分市東部のくまちゃんホールで家事家計講習会があります。是非、お運び下さい。お問い合わせはこちらへどうそ