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2006年3月3日:料理講習会・・・和食「雛の膳」
今日は雛の節句です。大分友の会では机上料理講習会「和食」をしました。
友の家のあちこちにお雛様や桃の花が飾られています。調理室には白いスモックエプロンをつけた友の会会員がいます。お客様が30名、熱心にメモを取りながら講習を受けました。
まずは、和食の基本。昆布だし、かつおだし、煮干のだしと3種類のだしのとり方を丁寧に説明しました。
かつおの一番だしでおすましを作りました。(講師は西中さん、助手は荒木さん)
今日は雛の節句ということで散らし寿司を作ります。寿司ご飯を作り混ぜ込む具の準備です。
かんぴょう、しいたけを煮ます。
酢レンコン、甘酢にんじんを作りました。
たらの切り身を使ってでんぶを作ります。丁寧に作ると美しいでんぶが出来上がります。(湯がいたタラの皮や骨をとって、水でさらしているところです)
錦糸玉子を作ります。よくほぐした卵を一度、裏ごしを通してから薄焼き卵を作ります。
お寿司の具が美しく揃いました。酢飯にかんぴょう、しいたけ、酢レンコン、甘酢にんじんをまぜます。
器に盛って、錦糸玉子、でんぶ、きぬさやを飾ります。とても美しい五目ちらしが出来ました。
野菜の煮しめを作ります。材料のごぼう、にんじん、サトイモ、干しシイタケ、京がんも、昆布の準備です。
昆布を結んでいる所です。(講師は梶川さん)
煮干を入れて、下準備の出来た野菜を平らに積み重ねて、一つなべで作ります。ことこととしてきたら、落し蓋をします。15分ほど煮たら京がんもを入れてまた暫く煮含めます。
菜の花の辛し和えです。菜の花は花芽と茎を切り分けて、茎から先にゆがきます。茹で上がるとざるに受けて振り塩をして急いで冷まします。
鮭のたらマヨ焼きです。1センチくらいの厚みの鮭に塩を少し振り、天板に並べます。
たらことマヨネーズを混ぜたものを塗り、オーブンで5-6分焼き、刻みパセリを散らします。簡単で美しいお料理です。
最後に桜餅を作りました。もち米にピンクの水を入れて炊き上げます。
塩漬けの桜の葉を塩抜きしておく、あんは、一つ15gで20個用意する。炊き上がったピンクのごはんに砂糖を混ぜて少しつく。30gのお餅であんを包み、桜の葉で巻きます。
手際の良い流れで、美しい雛膳が出来上がりました。
試食の準備も出来ています。
託児報告です。今日は3人のお子さんを2人で預かりました。
講習会が終わりました。質問をする人、展示のお料理を見る人、試食をする人、と和やかな時間が流れました。
丁寧に作られたお料理はとってもおいしいです。本当においしいね、と頂きました。
献立 ・すまし汁
    ・五目ちらし寿司
    ・菜の花の辛し和え
    ・鮭のたらマヨ焼き
    ・野菜の煮しめ
    ・桜餅
文責