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2002年6月6日:第2回大分友の会ケーキ研究会
前回のパウンド型で焼くケーキの研究会に続いて第2回目の今回は、パウンドケーキに絞り、今日の研究会で作り方を統一し誰がいつ焼いても同じ水準のケーキができるようにしたいと願っての集まりです。
参加者は各自、同じレシピで焼いたパウンドケーキを持っての参加です。
研究会が始まる前に、自分が作ってきたケーキの焼き温度や製作日、工夫したことや疑問点、など書き込んでおきます。
参加者の1人が代表になり、ケーキを作っていきます。皆周りに集まって「婦人の友社のお菓子の本」を参考にしたりしながら「マーガリンを混ぜるときは電動ミキサーは[低速で10分]を目安にていねいに」

「夏場は、マーガリンがすぐ溶けてくるので、氷を入れたボールを下に置くといいよ」などアドバイスをしています。
卵は、分量(200g)をきっちり量り3回に分けて加えます。

一回目はしっかりと、2回目はほどほどに、3回目はあっさり混ぜ合わせます。
くるみと分量のラム酒をふりかけたレーズンを加えた種に、一回ふるっておいた粉をもう一度
ふるいながら加えます。
切り込むようにさっくりと、粉が見えなくなるまで良く混ぜ合わせます。
紙(グラシン)をしいた2個のパウンド型に同量のたねを入れ、型ごとトントンと台に落とし空気を抜き、たねが隅までいきわたるようにします。

竹串で四隅をつつき角をきっちりと付け、真ん中をへこませて、180度に温めておいたオーブンの中へ。
焼きあがりました。丁寧に作っただけあって、とてもよい焼き上がりです。
(170度で10分、160度10分、様子を見ながら 150度22分で焼く・・・温度はオーブンによって違ってきます)
この日焼いたケーキ、各自が持参したケーキ、2週間前に焼いたケーキ、全国大会のお土産の東京第一友の会のケーキ、熊本友の会のケーキなど、14本を見比べ食べ比べて感想を言い合って記録をしたり、賞味期限はどれくらいなのか話し合いました。
パウンドケーキ

薄力粉   200g
マーガリン 180g
砂糖     160g
卵      200g
くるみ    80g
レーズン  120g
ラム酒   大さじ2 
その後皆で作り方、包装の仕方など意見を出し合いました。
改良点
(1)「ベーキングパウダーの力を借りずに、よく膨らんだケーキをつくる。」
その方法として、卵200gのうちの卵白2個分を別にして泡立てておき、粉もすべて入れた後に加えてよく混ぜるようにする
(2)「グラシン(型に敷いた紙)を取らずに包装する焼きあがったケーキは、粗熱が取れてから型からだし網の上で紙をつけたままさます。その後、余分な紙をきれいに切り取りラッピングする。

今日の作り方を大分友の会の統一した作り方ときめ、これからはこの方法で焼きあがりも良く、きめの細かい、しっとりしたケーキを目指して練習することにしました。
パウンドケーキ研究会
讃美歌:122番
読書:「婦人の友社のお菓子の本」福島登美子指導・監 修
内容:机上講習
    パウンドケーキの見合い
    話し合い
試食 14本


出席:9人 子供1人

文責:阿南