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2001年7月10日:稙田と久住の合同最寄会
カッと暑い日差しの照りつける夏の日です。

今日は稙田と久住の合同最寄会、会場の麻生さんの家に行くとおかあさんが手作りの干し柿をお茶受けに出して下さった。

ここは大分県大分郡庄内町、麻生さんの家の前からは緑の棚田を経て、大分川をはさみ雄大な景観が広がります。標高が高いのでとても涼しい風が吹いています。
合同最寄会(出席7人)
讃美歌:30番
料理:手順説明と実習
読書:「人生の朝の内に」羽仁もと子著作集『家事家計篇』より
昼食
生活勉強:半期決算について
お楽しみ:平石名水見学
麻生さんの家で出来た夏野菜を使ってお料理です。
先日の本谷先生の講演会で勉強をした中から作ります。
まず最寄リーダーの武内さんから料理の手順を聞きます。
麻生さんの家の広い台所で楽しくお料理をします。
上は、左から久住最寄の山田さん、稙田最寄の河野さんに麻生さん。

右の写真は真っ赤なトマトを盛り付け中の猪原さんと永野(右)です。
左からじゃがいもを準備中の武内さん、麻生さん、匹田さん。
麻生さんのおかあさんが、私たちに食べさせたいとおまんじゅうを蒸かして下さっています。小豆も自家製、粉は地場産、裏山の山帰来の葉でくるんだ蒸し餅です。
お料理が一段落したので、読書の時間を持ちました。「人はいつからでも新しくなれます」と書いて下さっている羽仁もと子の言葉に励まされる私たちです。

いつも気持ちよくすっきりと暮している山田さんから家事の急所などを聞きながらいろいろ思いを出し合いました。
さあ、いよいよ昼食時間です。大鍋でパスタをゆがき「ツナと青紫蘇のパスタ」を作ります。
麻生さんが、ただ今研究中!という立派なパンを焼いてくれてました。
お料理がたくさん並びました。麻生さんの家で採れたトマトときゅうりと玉ねぎのサラダ、ハーブオイルドレッシングをかけて食べました。

右上は蒸かし餅、その左はビーンズサラダ。
手前は裏庭から採ってきた青ジソを一杯盛り付けたパスタ、そして、「ポテトのハーブあえ」です。
食後、家計簿の話をした後は、皆で「平石名水」まで行きました。
少し山を上ります。途中には庄内の珍しい産物がいろいろありました。

これは「コンニャクの木」です。この根っこを使って冬にはおいしいコンニャクが出来ます。
庄内名産のナシの木です。茶色の袋がかかっています。もう2ヶ月もしないうちにおいしいナシが実ります。
見上げるとクリがすでにかわいいイガをつけていました。
目的地に着きました。この諏訪神社に守られて平石名水があります。
ここまで来ると、空気がひんやりとしています。
子供たちが、平石名水を守りましょうといろいろポスターを書いています。
たくさんの容器を持って名水を汲みに来ている人たちもいます。
名水に手をつけてみるととっても冷たくて気持ちが良かった。
名水の側で記念写真です。
麻生さんの家は「平石名水」が引かれていますので、私たちはここでペットボトルに名水を詰めておみやげに持ち帰りました。
今日は一日、良い天気に恵まれて楽しい最寄会になりました。

麻生さん、おかあさんありがとうございました。今度は、こんにゃくを作る頃、お邪魔したいなと思いました。

稙田最寄の(左から)武内さん、匹田さん、永野、麻生さん、おかあさん、猪原さん(撮影は河野さん)
文責:永野

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